絵本の読み聞かせにはどんな効果があるの?オススメの本の選び方
絵本の読み聞かせは子供の発達に良い影響を与えると良く聞きますね。
0歳からでも読み聞かせは大事だ、とか読み聞かせが良くないとは聞いたことがないくらいです。
私も、子供の「絵本読んでー」にはできるだけノーと言わないようにしてきました。
ところで、読み聞かせには、具体的にどのような効果があるのでしょう。
絵本の読み聞かせの効果とは?
絵本を読み聞かせることで、まず、いろいろな言葉に触れることができます。
人は、言葉を使って考えるため、子供の知能の発達にはやはり語彙力は欠かせないものです。
本を通じて、言語能力が養われることは、大きなメリットでしょう。
また、読み聞かせ中には子供の脳の大脳辺縁系が活発に働くことが分かっているそうです。
大脳辺縁系は喜怒哀楽や情緒、人の基本的な行動をつかさどり記憶や自律神経活動に関係する、アイデアをひらめく時などに重要な役割があるといわれる大切な部分です。
ママやパパとの触れあいながら声を聴く事で心が安定するとともに、
ストーリーの中で登場人物の気持ちに共感する事で豊かな想像力や情緒的な発達といった心の成長を促します。
ページをめくる動作一つを取っても、幼児にとっては高度な動作だったりします。
1枚ずつめくることが楽しい時期もあり、どんどんページをめくられて
「むかしむかし、、あるひ、おばあさんが、、それをきいて、、うみをこえて、、おしまい!」
となってしまうこともありますが、それはそれで楽いものです
もちろん集中力もつきますし、本を丁寧に扱うことを教えてあげることで物を大切にする心も育めます。
絵本の読み聞かせは、子どもとの優しいコミュニケーション。
たくさんの良い効果が期待できますね。
本はどうやって選ぶといいのか
実際に、どんな本を選んであげるといいのでしょう。
やはりハズレがないと思うのは、昔から読み続けられているロングセラーの絵本です。
また、私は幼児用の絵本をセット購入したのですが(バラで買うより安いな、と思って 笑)
本が環境中にあったせいか、対象年齢が実年齢よりも高めの本も好んで読んでいました。
そのおかげかは分かりませんが、長男でも言葉が割と早くて周りから驚かれたりもしました。
図書館でいろいろな本を借りて来て読んでもいます。
お子様の好みの本を知ることができるので、図書館を活用するのもオススメです。
私は、子供が気に入った本があれば、購入しています。
環境中に本がたくさんあり実際に触れる機会が多いほど本が好きになりますから、自分の本棚の本を増やしていくことも大切だと思うからです。
同じ本を何度も読むことは無駄なようにも思えますが、繰り返し読むことで認識に余裕が出来て子供の反応が増えたり、成長に伴ってより深く理解できようになったりするのだそうです。
子供は繰り返しが大好きです。
子供なりに、必ずとる反応があったり、お気に入りのページやフレーズがあったりしますね。
本を好きになるには
絵本の読み聞かせにあまり慣れていないお子様は、じっと聞いていられなくて途中でどこかへ行ってしまったり、どんどんページをめくってしまったりするかもしれません。
でも、繰り返し読み聞かせることで徐々に本への興味を持ち読み聞かせが好きになってもらえます。
絵本をフラッシュカードのようにパッパッとめくっていく方法は、集中力を高めるのに良いそうですが、子供の興味を引くのにも効果的かもしれません。
子供も赤ちゃんの頃は読んでもらうのをただ聴いているだけだったのが、
だんだん指差しや身振りで、自分も能動的に物語に参加するようになり、
さらに大きくなって心が発達していくと、自分の心の中で物語を味わえるようになってきます。
そのような成長を発見できることもまた、読み聞かせの醍醐味ですね
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